肝臓の数値改善に有効なスルフォラファン

スルフォラファンの説明をする女性看護師

肝臓の機能を回復させる効果を期待できる栄養素として最も有名なものといえば、タウリンやオルニチンですね。でも、実はこの他にも肝臓に良い影響を与えてくれる栄養素として、スルフォラファンという成分が注目されているのをご存知でしょうか。

 

スルフォラファンは辛味成分の1つで、ブロッコリストラウトなどのアブラナ科の野菜に多く含まれている栄養素です。

肝臓の健康状態を知らせてくれる数値について

健康診断を受けたときの結果を見たことありますか?よく健康診断を受ける人は、次のような数値を目にしたことがあるのではないでしょうか。

 

  • γ−GTP
  • AST(GOT)
  • ALT(GPT)

 

これらの数値は、肝臓の状態をチェックするのに必要不可欠なものです。

 

まず、γ−GTPは肝細胞や胆汁の中にある酵素のこと。肝臓が健康な状態のとき、この酵素は血液中へ漏れ出すことはありません。しかし、肝臓が何かしらのダメージを受けて肝細胞や胆管細胞が破壊されると、血液中に酵素が漏れだすことになります。そのため、この数値が一定値よりも高い場合は肝臓がダメージを受けている可能性が高くなるのです。

 

AST(GOT)とALT(GPT)も、酵素の1つと言われています。両者とも肝細胞に存在して、肝臓の代謝の働きを助けているのです。これらも、基本的に血液中に漏れ出すことはありません。しかし、肝細胞が破壊されると当然、血液中に漏れだしてしまうことになるので、数値が高くなるのです。

 

このように、γ−GTP、AST(GOT)、ALT(GPT)の数値を見ることで、自分の肝臓の状態をある程度把握することができます。健康診断を受けた時はできるだけチェックするようにして、自分の肝臓の状態を確かめましょう。

スルフォラファンで肝臓数値改善!?

スルフォラファンは肝機能を改善する効果が期待できる栄養素として、近年注目されています。このように考えられるようになったのは、動物をもとに実際に行われた実験結果が関係しているようです。

 

行われた実験では、スルフォラファンを与えた実験体のγ−GTP、AST(GOT)、ALT(GPT)それぞれの数値が改善したと言われています。

 

このことからスルフォラファンは、肝臓の数値改善に効果を期待できる栄養素として注目されるようになったのです。

数値を改善しつつ、肝臓の働きもサポートする

肝臓には、発がん性物質を無毒化してくれる2つの酵素が存在しています。まず、1つ目の酵素が発がん性物質を分解し、2つ目の酵素が分解されたものを無毒化してくれる仕組みとなっているのです。

 

スルフォラファンは、この2つの酵素のうち後者の方を活性化させる働きを持ちます。また、発がん性物質以外にも、水銀やカドミウムなど人体にとって有害な物質の排出も促進してくれるのです。

 

このように、スルフォラファンは健康診断での数値を改善してくれるだけでなく、肝臓のデトックス効果も高め、体内に有毒な物質が残らないようにしてくれると言われています。

スルフォラファンが含まれている食べ物は?

スルフォラファンは、冒頭で説明した通り、アブラナ科の植物に多く含まれています。代表的なのはブロッコリーですね。もちろん、それ以外にもダイコンやわさび、キャベツなどにも含まれている栄養素なので、積極的にこれらの食べ物を食べると良いでしょう。

 

栄養素の中には、熱に弱く加熱調理すると栄養素が失われてしまうものもあります。そのため、「スルフォラファンも加熱調理するのは良くないの…?」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。でも、心配する必要はありません。スルフォラファンは加熱調理しても栄養素が失われてしまうものではないため、安心して加熱したものを食べることができるのです。

 

ちなみに、スルフォラファンは水溶性成分と言われています。そのため、茹でたりすると水中に栄養素が溶け出しやすいのです。もし茹でて食べる場合には、茹で汁も一緒に食べれるように工夫すると良いでしょう。

 

 

このように、スルフォラファンは肝臓の数値を改善するだけでなく、肝臓の働きもサポートする栄養素として知られています。肝臓のサポートに適したサプリメントの中にも、スルフォラファンが含まれているものは少なくありません。毎日の食事で摂取するのが面倒という場合には、サプリメントを有効活用すると良いでしょう。

 

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