肝臓とメタボリックシンドロームの関係について

生活習慣病として、もはや誰もが知っているメタボリックシンドローム。実は肝臓のはたらきと密接な関係があるって知っていましたか?メタボリックシンドロームになると肝臓はどうなってしまうのでしょうか?このページでは、メタボリックシンドロームと肝臓の関係についてご紹介します。

メタボリックシンドロームってどんなもの?

メタボの男女

そもそもメタボリックシンドローム(以下、メタボと表記)の定義ってどんなものなのでしょうか。

 

メタボは、おなかの内臓周りに脂肪がたまってしまう「内臓脂肪型肥満」であることに加えて、高血糖、脂質異常、高血圧の3つのうち2つ以上を併せた状態のことを指しています。

 

高血圧や高血糖、脂質異常は程度によっては病気ではないと判断されることもあるような症状です。しかし、内臓脂肪型肥満というベースの上に、その症状が複数重なることにより深刻な症状を引き起こします。
時には、心臓病や脳卒中といった命に関わるような危険な状態を作り出してしまうこともあるのです。

肝臓のはたらきとメタボ

肝臓のはたらきというとアルコールなどの解毒の役割を連想しがちですが、実は代謝という大切な役目も持っています。

 

代謝とは、食事によって摂取された糖や脂肪をすぐに使えるような状態に変える作用のことで、これによって私たちは体を動かすことができるのです。逆にいえば、この作用がなければ私たちは動くためのエネルギーを得ることができません。

 

糖の代謝は血中の糖分を一定に保つことを指し、脂肪の代謝は摂取した脂肪をエネルギーへと変換する作用を指します。健康な肝臓であれば、この作用を通常通りに行うことが可能です。

 

しかし、何らかの原因によって肝臓の細胞が壊れてしまうと、正常に代謝が行われなくなってしまいます。すると、高血糖や脂質異常を引き起こし、これが肝臓を脂肪肝にする原因となってしまうのです。脂肪肝になるとさらに肝臓の機能が衰えてしまい、どんどんメタボリックシンドロームに繋がっていってしまうことになります。

 

このように、肝臓機能の減退がメタボリックシンドロームを引き起こす引き金になってしまうこともあるのです。一見、何の関係もないようにも見えるメタボと肝臓には深い関係があり、あなどることはできません。

こんな人は気を付けて!あなたの肝臓が弱っているかも…

肝臓が弱る=お酒を飲む人、というイメージがつきやすいですが、何もお酒を飲んでいる人だけが危険というわけではありません。お酒は飲んでいなくても、高カロリーや高脂肪の食事を好んで食べている人は注意が必要なのです。

 

あなたは大丈夫ですか?以下に要注意事項を挙げてみます。

 

  • 肉ばかり食べていて、魚や野菜はあまり食べない
  • 炭水化物が大好き
  • 料理は作らず、いつもコンビニ弁当や出来合いのものを食べている
  • 偏食である
  • お菓子をよく食べる、ジュースをよく飲む
  • 運動はあまりしない

 

こんな生活習慣を送っていませんか?2つ以上あてはまる人は、肝臓に知らず知らずダメージを与えているかもしれないため要注意です。もともとタフな臓器である肝臓も、ダメージを与えられ続けると回復が間に合わなくなって、どんどん弱っていってしまいます。

 

肉や炭水化物ばかりではなく、野菜や果物もバランスよく食べ、また適度な運動も行うことが大切です。それが肝臓の健康を守り、メタボを予防してくれるでしょう。

 

自分は大丈夫、とタカをくくっているといつの間にかあなたもメタボの仲間入りをしてしまうかもしれません。若者の間でも最近は、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)と呼ばれる肝臓の病気が増えています。これがきっかけでメタボを引き起こすこともありますから、油断せず日々の生活習慣を見直してメタボを予防していきましょう。

 

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